木とモルタルの家

【物件】名古屋市千種区  【種別】マンションリノベーション  写真提供】株式会社アネストワン

Introduction

家族が増えて、これまで住まわれていた新築マンションでは手狭になったことから、住み替えることを決断されたBさんご家族。新居となるのは、これまで住んでいたところから車で5分とかからない築29年、78平米のマンションです。これまでの新築マンション生活に慣れていたので、中古物件に不安を持ちながらも、リノベーションには、自分たちのライフスタイルに合わせて、間取りを一から見直せることのメリットがあることや、素材などもこだわって決められるという利点も背中を押したそうです。

Renovation Plan

以前の住まいでの最大の悩みは、収納スペース。上のお子さんが保育園に入ると、一気にものが増え、かなりストレスを感じていたそう。下の子もいずれは保育園に入りもっと物が増えていくと思うと、しっかり収納スペースをつくっておきたいというところからリノベーションのプランをスタート。

玄関からつづく土間収納、そのままウォークインクローゼットへと続きます。MUJIの引出衣装ケースを使いながら、限られたスペースを最大限に活用しています。

クローゼットからリビングにつながる動線を設けているので、籠りがちなクローゼットに風が抜けるは嬉しいポイント。干した後の衣類の片づけもスムーズです。

チャーチチェアやベンチ、アンティークのテーブルが空間に似合うダイニングスペース。奥さんから要望のあった、モルタル壁。キッチン周りを統一することで、しっとりと落ち着いた印象に仕上がりました。

ステンレスワークトップにモルタル+木でオリジナルキッチンを作成。全体が見渡せるなので、コミュニケーションをとりながら料理や後片付けができます。キッチンの奥にはパントリー(食品庫)、そのまま洗面・脱衣場へと動線は続きます。

色むらのある、モザイクタイルがアクセントの造作洗面カウンター。引出し、開き扉、オープンスペースと、それぞれ使い方を考えた仕様になっています。ミラーはアンティークのもので設えています。

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